なぜならいんちき臭いからです

 INSIGHT NOW!に「グルーポンやツイッターを使う資格、それはリテラシー」という記事を見つけました。

 この年末年始、グルーポンででたらめなおせちを高額で売りつけた事件は大騒ぎとなりました。
「ネット販売」と呼ばれるようになっても、通信販売という昔ながらのビジネスである実態は変わりません。 この特徴は「見なきゃ(触らなきゃ)わからない」点です。 通信販売で買った怪しげな商品にだまされた、というのは昭和の経験者であれば誰もが味わうもの。 しかし一方で「でも通販だし」というあきらめも同時に学んでいた時代です。
 この昭和の感覚である「あきらめ」こそ、実はネット社会で、ますますその重要性を増す「リテラシー」なのです。 この値段でこれはおかしい、安すぎる、何か売ってる人・作ってる人・薦めてる人が怪しい・・・こんなところにその匂いを嗅ぎつけ、その上で自己責任で判断する能力、これこそグルーポン事件のような被害に合わないための重要な能力だと言えるでしょう。
 グルーポンのメール登録はとっくにしてましたが、一度も買ったことはありませんでした。それは「怪しい」と思ったからです。 グルーポンにはCMに出てくる「97%OFF!」をはじめ、ほとんどのクーポンが50%、つまり半額程度で提供とうたわれています。 しかしよくよく読んでみると、インチキおせちの元値(定価)が2万円だったように、そもそも定価がインチキくさいのでした。
 またまたリテラシーです。
 主婦ならスーパーで「牛肉全品5割引セール」に行ったことがあるでしょう。 私は特売大好きなので、しょっちゅう行きます。 しかしこの「全品5割引セール」にはほとんど興味ありません。 なぜならいんちき臭いからです。

 
 と、1日からネット上やテレビニュース、新聞報道などで、株式会社外食文化研究所の販売したおせち料理の件は、ついに事件とまで言い切る人がでることとなってしまいました。

 ことの経緯は、ガジェット通信でも掲載されています。
   グルーポンで買ったおせち料理が「見本と違う」と話題に! 腐っているという報告も多数
      http://getnews.jp/archives/91904

   クーポンサイトで販売のおせち問題 / ついにNHKや大手新聞社も報じる
      http://getnews.jp/archives/92036

 これらの記事でも紹介されていますが、実際に届いたという商品の写真を見て驚かれる方も多いと思います。 これをお客様にお届けして、受け取った人がどのように感じるかを想像できない人が商売をしているという事実は、日本人のモラルの低下という問題なのでしょうか? 「損して得取れ」ということわざがあります。 ゆきひろ的には「損して徳取れ」と表現したいところですが、もう過去の遺物となってしまったのでしょうか? そうでないことを、祈りたいものです。

 この件をきっかけに、グルーポンで販売されたクーポン券が、あちこちで再検証されているようです。 通常販売しているサービスを半額以下のクーポンで買えるというコンセプトを大きく逸脱しているお店がいくつか発見されつつあるようです。 ほんとうに残念なことです。 せっかく、良いサービスであるはずのクーポンサイトをどう守るかは、サービス提供者、利用者双方がこの仕組みをどう理解し、どう育てていくのかを真摯に再検討する必要があるのだろうと思います。

 引用した記事には、利用者のリテラシーという表現で書かれていますが、提供者のリテラシーも必要だろうという問題提起で今回は締めくくっておきます。

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